TOP →
覚え書き →
Google App Engine(GAE) → This Page
Google App Engine(GAE)
Google App Engine(GAE)とは
Google App Engine(GAE)とは
ざっくり言うとGoogleが提供しているクラウド・コンピューティングの開発&実行環境です。
Googleのインフラを活用して流行りの(?)クラウド・アプリケーションを作成&公開することができます。
自前のサーバを用意する必要がなく(つまりはサーバーのメンテナンスも不要)、
開発キットの提供や公開したアプリケーションの管理画面の提供などもされています。
Google App Engine(GAE)の特徴
・データストアに対して登録・参照・更新・削除処理を行うことができる
(ただし、RDBとはちょっと違うので使い方には少し気をつけないといけない)
・cronによる定期処理が可能
・メール送信機能、メモリキャッシュ、画像処理、URLフェッチなどのサービスを使える
・eclipse+専用Pluginでらくちん開発
・制限事項の範囲内であれば無料で使える
ちなみに、セキュリティ・ポリシーの観点からデータを外部におくことに抵抗がある会社も良くみかけますが、
すさまじい数のサーバ台数、分散化、超高度セキュリティで信頼性バツグンの Google のデータセンターに
データを預けておいた方がよっぽどセキュリティ(またはリスク軽減)の面で安全だと思います。
(データやサーバの管理に膨大なお金をかけている大企業ならともかく、中小企業なら間違いなく自前の管理の方が危ない)
Google App Engine(GAE)の制限事項
- レスポンス時間は30秒以内(それ以降は強制終了)
- 1つのアカウントで登録できるのは最大10アプリケーション
- アプリケーションの開発言語は Python または Java のみ
- 利用可能な永続性ストレージは最大500MB(無料使用の場合)
- 耐えうるのは月間500万ページビュー(無料使用の場合)
Google App Engine for Java(GAEj)の制限事項
- ファイルの書き込み処理ができない(読み込みはOK)
- ソケット通信ができない
- プロセスやスレッドの生成ができない
- JNIによる他言語コードの呼び出しができない
- GUI関連API(AWT,Swing)が使えない
- ログ出力は java.util.logging.Logger のみ使える
- 開発は Java5 以上なら可能だが、実際の実行は Java6 以上で動作する
データストアの制限事項
- 1回のクエリで取得できるのは最大1000件
- エンティティの最大サイズは1MB
- クエリで複数の不等式を使えない( A > 10 AND B < 5 なんて条件はダメ)
更新履歴
2011/08/21 本ページ新規追加
TOP →
覚え書き →
Google App Engine(GAE) → This Page