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eclipse 4.6(Neon) の導入(インストール)

前提

このページに記載している内容は 2016/08/19 に書かれたものです。
掲載している画面や方法が将来的に変更されている場合があります。
また、掲載しているインストール方法は Windows 8.1 の場合です。
(OS違っても基本は一緒だけどね)

eclipse のダウンロード

以下のダウンロードサイトにアクセスします。
http://www.eclipse.org/downloads/

画面左側に以下の図の部分があると思います。
「Download Packages」をクリックしましょう。
図:ダウンロードサイト1

次の画面に以下の図の部分があると思います。
ウェブ・アプリケーションを開発する場合には「Eclipse IDE for Java EE Developers」を、
バッチやクライアント・アプリケーションを開発する場合には「Eclipse IDE for Java Developers」をダウンロードします。
右側の「Windows 32 Bit」「Windows 64 Bit」をお使いの環境に合わせてクリックしましょう。
今回はウェブ・アプリケーションを考慮して「Eclipse IDE for Java EE Developers」にします。
ちなみに、「Eclipse IDE for Java EE Developers」はかなりメモリを消費します。
ウェブ・アプリケーションを開発する必要がなく、マシンスペックに不安がある場合は
大人しく「Eclipse IDE for Java Developers」を選択したほうがいいかもしれません。
図:ダウンロードサイト2


次の画面に以下の図の部分があると思います。
「DOWNLOAD」アイコンをクリックするとダウンロードが開始します。
図:ダウンロードサイト3

eclipse のインストールと設定

ダウンロードしたファイルを解凍します。
個人的には仕事で複数のバージョンを使い分けることが多いので、
解凍したフォルダをリネームして今回は C:\eclipse4.6 とします。

しかしまだEXEを実行せず、先に日本語化しましょう。

以下のダウンロードサイトにアクセスします。
http://mergedoc.sourceforge.jp/

次の画面に以下の図の部分があると思います。
念のため安定版をダウンロードしましょう。
「安定版」リンクをクリックします。
図:日本語化ダウンロードサイト

次の画面の「pleiades_1.7.0.zip」リンクをクリックするとダウンロードが開始します。
図:日本語化ダウンロードサイト

画面が移り、自動で pleiades_1.7.0.zip のダウンロードが開始します。
ダウンロードが終わったらこれを解凍しましょう。
解凍できたら中にあるディレクトリとファイルを C:\eclipse4.6 にそのまま上書きしましょう。

次に C:\eclipse4.6\eclipse.ini をエディタで開きましょう。
ただし、このファイルは改行コードが LF のみなので、
Windows標準のメモ帳などで開くと1行表示されてしまいます。
ほかのエディタを使いましょう。

エディタで開いたら、
-showsplash
org.eclipse.platform
の行を削除し、
最後の行に
-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
の1行を追加して保存しましょう。

C:\eclipse4.6\eclipse.exe -clean.cmd
を実行してeclipseをクリーン起動しましょう。
以下のようなスプラッシュ画面が表示されれば日本語化OKです。
違うスプラッシュ画面になっている場合は日本語化に失敗しています。
・日本語化ファイルの上書き間違い(フォルダ構成ミス)
・iniファイルの変更ミス
のいずれかだと思うので確認して下さい。
図:スプラッシュ

しばらくすると以下のような画面が表示されます。
ワークスペースとはその名の通り基本となる「作業場所」です。
お好みの場所を指定して「OK」を押しましょう。
図:起動


プラグインの追加

プラグインの追加には主に以下の2種類の方法があります。
どちらの方法で追加可能かはプラグインによります。
・自分でダウンロードしてきてフォルダに追加する
・eclipseに取得先URLを追加し、eclipseの操作で追加する

個人的に入れたほうが良いと思うプラグインと追加方法を紹介します。

プロパティーエディター

JavaのプロパティファイルはISO 8859_1の文字コードで記載する必要があります。
しかし、普通のエディタではISO 8859_1の文字コードで記述できません。
そこでこのプラグインを入れて編集可能にします。
eclipseを立ち上げたらメニューから「ヘルプ」>「新規ソフトウェアのインストール」を
選択すると「インストール」画面が立ち上がります。
立ち上がったら「作業対象」欄に
http://propedit.sourceforge.jp/eclipse/updates/
を入力して「追加」を押します。
図:インストール

「サイトの追加」画面が表示されるので「名前」欄は適当に分かりやすい名前を入れて「OK」を押します。
図:サイトの追加

すると「インストール」画面の一覧に項目が追加されます。
ここから「プロパティーエディター」にチェックを入れて「次へ」を押します。
図:サイトの追加2

「インストール詳細」>「ライセンスのレビュー」>「証明書」と進みます。
「ライセンスのレビュー」では「同意します」を選択しましょう。
「証明書」ではチェックを付けましょう。
最後に「再起動しますか?」と出るので「今すぐ再始動」を押します。
再起動が完了したらプラグインの追加は完了です。


JStyle

eclipseのエディタをちょっぴり見やすくするプラグインです。
eclipse標準のエディタ設定だとタブや改行が妙な記号で表されて非常に見づらいので
個人的にはいつもこれを入れています。

残念ながら、執筆時点で eclipse 4.6(Neon) に対応した JStyle はまだ公開されていませんでした。

更新履歴

2016/08/19 新規作成

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