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TestNGの概要~利用準備【ユニットテスト - テスト】
前提
このページに記載している内容は2011/02/19に書かれたものです。
掲載している画面や方法が将来的に変更されている場合があります。
また、解説に使っている eclipse のバージョンは 3.6.1 です。
eclipseのバージョンによって若干異なる部分があるかもしれません。
「初心者にも分かる TestNG」を目指して頑張って解説します。
ちょっと長いので3ページに分けています。
本ページは1ページ目です。
特徴
・eclipseと連携して簡単にテスト実行&失敗したテストの理由を表示
・JUnit3.xやJUnit4.xの以下の問題点を解決
・テストメソッドの名称が固定
→メソッドにアノテーションを付加することで対応
・例外が発生するテストが複雑
→アノテーションで期待する例外を記述することで対応
・テスト前後処理のバリエーションが少ない
→様々なバリエーションが用意されている
・テストメソッドの数だけインスタンスが生成される
→1つのインスタンスしか生成しない
・テストメソッドに引数を渡せない
→XML設定でテストメソッドに引数を渡せる
・さらに以下の機能も提供
・テストの依存関係を設定可能
・複数スレッドによるテストの並列実行
導入方法
残念ながら JUnit と違って eclipse には同梱されていません。自力で入手しましょう。
以下の公式サイトにいってダウンロードします。
http://testng.org/doc/download.html
「You can download TestNG here.」とあるリンクをクリックすれば最新版がダウンロードできます。
ダウンロードしたファイルをどう使うかは後で解説します。
次に eclipse 用のプラグインを導入しましょう。
まずは eclipse を起動し、メニューから「ヘルプ」>「新規ソフトウェアのインストール」を選択します。
「インストール」画面が表示されたら「作業対象」に
http://beust.com/eclipse
と入力して Enter キーを押します。
すると、一覧に TestNG が追加されるのでチェックを付けて「次へ」ボタンを押します。
確認画面が表示されるので、さらに「次へ」ボタンを押します。
さらに確認画面が表示されるので、「同意します」を選択して「完了」ボタンを押します。
これでインストールされます。
途中で警告が出ても「OK」を押せば良いです。
最後に「再始動しますか?」と出たら「再始動」ボタンを押して eclipse を再始動させましょう。
利用準備
作成した Java プロジェクトで TestNG を利用する場合は
以下の手順でライブラリを取り込む必要があります。
まずパッケージ・エクスプローラーでプロジェクト名を右クリックして「新規」>「フォルダー」を選択します。
「新規フォルダー」画面が表示されたら「フォルダー名」に lib と入力して「完了」ボタンを押します。
するとパッケージ・エクスプローラーでプロジェクト名の直下に lib フォルダが追加されていると思います。
「導入方法」でダウンロードした testng-5.xx.xx.zip (xx は数字)を解凍し、
中にあった testng-5.xx.xx.jar ファイル(xx は数字)を先ほど作成した lib フォルダにコピーします。
するとパッケージ・エクスプローラーは以下のようになると思います。
さらにパッケージ・エクスプローラーに追加された testng-5.xx.xx.jar を右クリックして
「ビルド・パス」>「ビルド・パスに追加」を選択します。
すると参照ライブラリーが追加されてパッケージ・エクスプローラーは以下のようになると思います。
これで準備OKです。
では次は具体的な使い方ですが、次のページで解説していきます。
更新履歴
2011/04/10 内容見直し
2011/02/19 新規作成
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