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活動記録:ウズベキスタン@青年海外協力隊
青年海外協力隊で派遣された
ウズベキスタンでの活動記録です。
2015/10/09(金) 466日目
フェルガナ
アパート
今日から3日間。
フェルガナ州へ国内旅行に行きます。
とりあえず7時に起床。
タクシー移動中で食べる弁当も作成。
ってもいつものサンドゥイッチだけど。
クイリク・バザール
まずはフェルガナ州へのタクシーが出る
「クイリク・バザール」に移動。
8時ちょいに自宅を出発。
やっちまった。
自宅前のバス停にたまたまタイミング良く
「クイリク・バザール」行きのバスが来たので乗ってしまった。
安い(1000スム=40円)けど、こいつ1時間かかる。。。
ちなみにタクシーだと30分もかからない。
しかし意外にも早く(朝だからか?)45分で到着。
良かった良かった♪
移動に備えて露店でドリンクなどを購入。
近くのおっちゃん達に聞いてタクシーが出る場所に
向かったんだけど・・・
そんなのある気配がしない。。。
結局15分以上さまよって見つけた場所は
おっちゃん達から得た情報とはじぇんじぇん違う場所だったw
で、「フェルガナ行きたい」というと
大量のおっさんたちが群がって来る。
で、最初に交渉したおっさんの口から出た言葉は
「100ドルだ。」
はぁ?
もう・・・お前マヂで消えろ!
相場は十数ドルだ。
交渉する気にすらならない。
てんで話にならない。
ウズに来て初めて「日本語で」キレたら
おっさんの数が半分に減った。
ようやくここからまともな交渉。
んで結局40000スム(1600円)で交渉成立。
(もうちょい安くてもいけるらしいが)
しかしちょっと失敗した。
俺が最初の客。
あと3人の客が集まらないと出発しないらしい。
マヂかよ!
しばらく待ってたけど集まる気配がないので
また荷物もってウロウロしてたら
「今すぐ出発できる」というおっさんが
同じ金額でOKを出してくれたので、
先のおっさんには悪いけどこっちにさせてもらった。
が、今度はまさかの「トラックの助手席」だったw
マヂか。
運ちゃんとマン・ツー・マン(^^;;
まぁ別に問題なさそうだからいいけど。。。
9時半に出発。
うーん。
さらに失敗したかも。。。
トラック・・・タクシーより遅い・・・
そりゃそうだよなぁ・・・
目先の利益に飛びついて失敗するの巻。
11時。
フェルガナとの州境でパスポートコントロール。
そう。
ここは別の国のように出入りが厳しいのです。
幸いにもちゃっちゃと記入してすぐ終わったけど。
フェルガナ
移動中は小説を読んだりサンドゥイッチ食ったり。
しかしトラックの助手席はちょっと狭い。
なかなかしんどいな。
14時半。
出発から相場の5時間が経過。
まだ着く気配はなし。
15時。
シルクの産地で有名な「マルギラン」に到着。
なんと少し遠回り。
どうやら運転手がこの町に用事があったようだ。
そんなの聞いてねぇw
15時45分。
出発から6時間15分。
ようやく「フェルガナ」のセントロに到着。
疲れたー。
何気に暑くて座席は俺の汗でびちゃびちゃ。
ここからタクシーで隊員宅に移動。
10分もかからず現地隊員宅前に到着。
んで現地隊員と無事に合流。
良かった良かった♪
んで隊員宅で休憩。
立派な部屋です。
でもうっすらガス漏れしてるね(^^;;
(まぁ俺の住んでるアパートもだけど)
大丈夫かな?気を付けてね。
現地隊員宅で自作のバナナパンとコーヒーを頂き、
一息ついたところで「フェルガナ」を散歩。
まずは百貨店「ツム」の仮店舗へ。
(本店は工事中?)
しかし大したものはなかった(^^;;
「Ahmad Al-Farg'oniy Nomli Oromgoh」
(アフマッド・アル・ファルガニー広場)
ちゃんと整備されてて綺麗だ。
クソ巨大なアフマッド・アル・ファルガニー像。
広場の中には遊園地も併設されています。
これはいわゆる「お化け屋敷」
ピ○サーにちゃんと許可とってんのかな・・・?
幼児用遊具。
マ○オがいる・・・
任○堂にちゃんと許可とってんのかな・・・?
「パペット・シアター」
こんなのもあるんだね。
音楽に合わせて踊る噴水。
ライトアップも綺麗。
レストラン「トラクティル」
ここでもう1人の現地隊員と合流。
3人で夕飯。
ガーリック・トースト、サラダ、スープ、パスタなどを食す。
隊員おすすめの「チキン・シャシュリック」
美味かったよ。
食後、酒屋に寄ってビールやワインなどを購入。
そのまま現地隊員宅で深夜2時まで飲む。
歌ったり踊ったりも。
楽しかったよ。
2015/10/10(土) 467日目
フェルガナ、リシタン、青年センター
フェルガナ
今日は午前中は「リシタン」に行き、
午後は「フェルガナ」をまわります。
あ、そういえば写真撮ってなかった。
現地隊員作の朝食を頂く。もぐもぐ。
野菜たっぷりスープ。美味しかったよ♪
現地隊員と共に9時半頃に出発。
まずはタクシーでセントロへ。
セントロで「リシタン」行きのタクシーと交渉。
相場は4000から5000らしいです。
今回は5000スム(200円)
リシタン
「フェルガナ」の「セントロ」から40分ほどで
「リシタン」にある「青年センター」に到着。
(ちょっと町の外れにあります)
ここでは無料で現地の子供たちが日本語や日本文化を学ぶことができます。
ここでリシタン隊員も活動しています。
をを、思ったり大きくて立派だ。
実はわたくし。
「JOYOUSBALL」という国際協力団体から依頼を受けて
日本から「サッカーボール」を持ってきていました。
で、ようやくここでボールの寄付が完了。
みんなと記念撮影。
ボールは紛失しないようにセンター側でちゃんと管理するとのこと。
楽しんで下さい。
子供たちもさっそく「一緒にサッカーやろうよ!」
と、言ってくれたけど、実は今日は予定がっつりのため
申し訳ないけど断念。
帰る前に、みんなで日本の歌を合唱してくれました。
隊員のピアノに合わせて「となりのトトロ」。
みんな上手。
素晴らしい!
(写真はわざと全体をボカしています)
30分ほど滞在してみんなとお別れ。
次にフェルガナ州に来れたらまたここにも来ます。
今度はゆっくり来れるといいな。
11時頃に「リシタン」の「セントロ」に到着。
軽く町をお散歩。
バザールは申し訳ないけどスルーw
(なんとなく想像がついてしまったので・・・)
観覧車!
「リシタン」は「陶器以外は何もない」って聞いてたけど
意外と発展してた(^^;;
ちょっとなめてた。
前述の通り、ここ「リシタン」は
「陶器の町」として有名です。
ってことで、今日は陶器工房を3ヶ所まわります。
現地隊員に完全お任せコースで連れて行ってもらいます。
まずはここ。
「RUSTAM USMANOV'S WORKSHOP」
(ルスタン・ウスマノフさんの工房)
いきなりSUGEEEEE!!!!!
あーーーっ!!!
ステキな物ばかりだ!
これは買ってしまいますわ。
しかもそんな高くない。
っていうか、むしろ安い!
掲載しきれてないけど、
他にもたくさんあります。
トイレ案内も陶器。
男性用トイレ案内。
これも陶器。
ってことで、しょっぱなの店から
そこそこたくさんお買い上げw
日本での知人たちへのお土産にします。
ちなみにプチ陶器博物館もあります。
さて、あと2ヶ所まわりますが、
観光で同じ工房に来ていたドイツ人のおばちゃん2人組と
一緒にまわることに。
次は「地球の歩き方」にも掲載されている
「Alisher Nazirov's WORKSHOP」
(アリシェル・ナジロフさんの工房)
ここには日本語学校「NORIKO学級」も併設されています。
「NORIKO学級」を開設した「大崎」氏の石碑。
中はこんな感じです。
併設の「NORIKO学級」
もちろん陶器いっぱい。
2階は陶器博物館。
ここは自然の材料を使っての着色がウリ。
手間がかかる分、値段も上がるけど、
優しい色合いになります。
残念ながらこちらは陶芸家のマスターは不在。
お弟子さんたちが対応。
オイラはここでは何も買わなかったけど、
ドイツ人おばちゃんたちは何か買ってた。
そして3軒目の陶器工房。
現地隊員がいたからたどり着けたけど、
まともな目印がなかったので
自力だと多分無理だった。
さらに、マスターの名前を聞くの忘れたw
珍しい「アドラス柄(アトラス柄)」
こんなのもあった。
なぜか楽器も。
ここでもいくつかお買い上げしてしまった。
か、金が・・・
ちなみにドイツ人おばちゃん、大皿を買ってた。
無事に割らずに持って帰ってね。
さて、既に昼飯時です。
が、フェルガナに戻って食べようかと思います。
マスターに「セントロ」まで無料で送ってもらいました。
そこから「フェルガナ」までのタクシーにて移動。
フェルガナ
2時半前に「フェルガナ」に到着。
隊員宅にてお昼も頂いちゃいました。
ありがちょ。
ご馳走さんです。
で、次は自分の配属先の卒業生と会いに行きます。
電話したら「Eski Vakzal に来て」と言うので
場所もよく分からぬままタクシーにて移動。
無事に「Eski Vakzal」で卒業生と合流。
バザールやら公園やらを適当に案内してもらいます。
バザールにて。
なかなか大きな食料品バザールです。
なぜかノン(パン)を持たされたw
バザール内の土産物屋。
やっぱ「タシケント」より安い。
既に「リシタン」でたくさん買ったので自粛。
別の建物にあるドライフルーツ売り場。
その後、昨日も隊員と歩いた公園をウロウロして終了。
手ぶらで来てしまったのに、お土産までもらった。
時間なくってすまんのぅ。
また来れたら会おう!
ありがと!
フェルガナ言語センター
さて、次はフェルガナにある言語センターへ。
ここでは現地の子供たちが無料で日本語を勉強しています。
で、夕方の授業にお邪魔することになってます。
(要予約なので前日に予約済み)
さっそく授業開始。
まずは現地隊員が生徒に日記を書かせます。
んで、書き終わった生徒から順に内容を発表。
次に、某生徒の「日本語弁論大会の練習」
この子はなんと「タシケント日本語弁論大会」で優勝し、
次の「モスクワ日本語弁論大会」に出場します。
すげぇぜ!!!
んで、特別ゲストのオイラの時間。
まずは自己紹介。
んで、質疑応答。
次に日本語での単語対決。
3分以内に何個「名詞」を書けるかを競います。
ただし、間違いがあったらマイナス3点なので
正確性も求められます。
必死に書く生徒たち。
ちなみに優勝者は26点と高得点でした。
最後に持ってきた日本のお菓子を配り、
集合写真を撮って終了。
みんなありがとねー。
ダンス教室
お次はダンス教室を見学。
現地隊員が習っているので見学させてもらいました。
自分もドゥタール(民族楽器)で習ったことがある曲
「Andijon Polka」に合わせて踊る練習です。
その後、「Dilhiroj」「Tanavor」のダンスも見せてもらいました。
どちらもドゥタールで習ってる曲です。
誕生日会(隊員)
中華レストラン「WAN MING RESTAURANT」で隊員2名の誕生日会。
「コーカンド」からも2名の隊員が来てくれます。
現地隊員の一押し。
ただのキャベツじゃねーぜ!
料理名「豚」w
「豚の何が出て来るのか分からない」
という不安があったけど、当りメニュー。
麻婆豆腐。
杏仁豆腐のような、なめらか系。
うまし。
フェルガナ隊員とコーカンド隊員の誕生日なので、
プレゼント渡してメッセージ書いて最後に記念撮影。
誕生日おめでと!
フェルガナ
現地隊員宅に戻ってまた飲みの続き。
今日は深夜3時過ぎまで(^^;;
とか、いいつつ、俺は途中で1回寝落ちした。
2015/10/11(日) 468日目
フェルガナ、協力隊リアルトーク、コーカンド
フェルガナ
今日は午前中は現地隊員宅で日本とのスカイプ中継。
午後は「コーカンド」をまわります。
朝から凄まじい胃もたれ・・・
食べ過ぎ・・・?
飲み過ぎ・・・?
今日は日本でJICA関西のイベントで、
「JICAボランティア募集説明会」があります。
「【派遣国から生中継】協力隊リアルトーク!」
ということで、奈良県商工会議所とウズをスカイプで
つないで、ゲストとして私が現地の生活を紹介したり
説明会に集まった方々への質問に答えたりします。
(今年の4月にも東京との中継で一度やりました)
最近、ようやくウズベキスタンでのスカイプが調子良くなったおかげか、
先週までのテスト通信は一度も成功していなかったのに
本番は無事につながるという奇跡。
ってことで11時(日本時間15時)に
スカイプ中継開始です。
いちおー気合入れて現地民族帽子(ドッピ)も被りましたw
まずは自己紹介。
次は日本側で写真を1枚1枚スクリーンにうつし、
それについて自分が説明するという
いわゆる「現地の生活&活動紹介」
んで質疑応答です。
が、開始25分ほど経過したところでトラブル発生!
あと5分で終了というところで
突如スカイプ切断www
再接続で一瞬復活するも、ダメ。
ってことで、前ぶれなく中継終了w
あー。2個目の質問答えてあげれなかったw
その後、日本のスタッフさんから国際電話がかかってきて質問に回答。
でも、お別れの挨拶とクロージングメッセージは
言えないまま終了。
お疲れ様でした(^^;;
ってことで、気を取り直して観光。
「コーカンド」へ移動です。
タクシーにて移動。
1人9000スム(360円)
コーカンド
「フェルガナ」から1時間15分で「コーカンド」に到着。
うーん。
めっさ曇ってるなぁ。
まずは「Xudoyorxon O'rdasi(フダヤル・ハン宮殿)」へ。
曇りの上にうっすら逆光。
タイルがなかなか立派です。
さすがハン(王様)の宮殿。
見学料は5000スム(200円)ですが、
我々はアクレジテーションカードの提示で
なんと無料に!
やったぜ!
相変わらずイスラム建築は美しい。
恐ろしく細かい幾何学模。
これは天井。
何気に展示品も貴重な品々ばかり。
大砲。
中庭。
展示品もたくさん。
当時の武器と鎧。
馬車。
最後に立ち寄った土産物屋で
レアな「3スム札」をゲット。
「3スム札」があったので「売ってくれ!」と
お願いしたら、「絵葉書買ってくれたらあげる」
と言われ、絵葉書を購入して、3スム札を頂きました。
初めて見たぜ「3スム札」!
(現在の価値でいうと0.1円ほど)
「Xudoyorxon O'rdasi(フダヤル・ハン宮殿)」の見学終了。
ランチを食べに移動。
現地隊員おすすめのレストランでランチ。
しかし、オイラはまだ強烈な胃もたれがなおらず
少ししか食えず・・・
「ウチクプリキ」という隣町からも隊員合流。
余った飯は全部食べてもらいましたw
次は一緒に日本人墓地へ。
・タシケント
・ブハラ(カガン)
に続いて3ヶ所目。
それだけ多くの日本人が各地で犠牲になったってことです。
(ソ連抑留による強制労働で)
前に訪れた2ヶ所もそうだけど、
ちゃんと現地の方々に綺麗にして頂いているのがありがたい。
改めてご冥福をお祈り申し上げます。
既に夕方。
タシケントへのタクシーもなくなってくるので
帰ることにします。
長距離タクシー乗り場にて現地隊員に交渉してもらい、
無事にタクシーをゲット。
色々とありがとねー。
道中
道中は地獄でした(^^;;
まず、異様な胃もたれが悪化。
走り始めてから道中ずっと気分悪い。
まだまだ先は長いのに・・・
しかしパスポートコントロール前は大渋滞。
ちっとも進まない。
ここでかなり待たされる。
次にパスポートコントロールを通過してから
本格的な峠になったんだけど、ここから濃い霧に覆われ、
前の車の車体も、横のガードレールも見えない状態に。
それでも猛スピードで追い越ししようとするタクシー。
(前の車のテールランプはかろうじて見える)
めっさ怖い。
そして峠に入ってから一気に気温が下がり、
めちゃくちゃ寒い!
エアコンお願いしたけど、壊れてて動かなかった。
もう寒くて寒くてガタガタ震えっぱなし。
(「フェルガナ」に来る時は暑くて汗だくだったのに)
ただでさえ気分悪かったのに、
猛スピードで峠をクネクネ移動するのでさらに気分が悪くなる。
途中、運転手がドリンクスタンドで停車。
その時に俺も降りて激しく嘔吐。
危なかった。
車内にぶちまけなくて良かった。
その後、霧は晴れたけど激しい雨。
気温も低いまま。
自宅に戻るまで数時間ずっと寒さに震えっぱなし。
ウズベキスタンに来てからの移動で一番キツかった。
タシケント
4時間半かかって自宅付近へ。
既に夜9時前。
通常は「クイリクバザール」までだけど、
現地隊員が自宅付近まで交渉してくれていました。
ありがとう!
商店で林檎を買って、
(普通の夕飯は食える状態じゃなかった)
自宅で林檎モグモグしながら熱いシャワー。
あー。マヂで寒かった。
風邪引くかもしれん。。。
寝る前に下痢もした。
うーん。なんだろう?
大事をとって少し早目に就寝。
備考
青年海外協力隊でウズベキスタンの首都タシケントでコンピュータ技術という職種で活動中。
本ページの日本円換算は超単純計算で1スム0.04円で計算しています。
実際は1スム=0.03~0.05円(2015年秋現在)で推移中です。
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2015/10/30 本ページ新規作成
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