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技術補完研修(コンピュータ研修)6日目
青年海外協力隊の派遣前に実施される
技術補完研修についての体験紹介ページです。
2014/03/08(土) ハードウェア2
講義前
青年海外協力隊についての質疑応答など。
(実は講師の方が青年海外協力隊経験者なのです)
講義 BIOSの基礎
BIOS、CMOS。
近年はBIOS設定情報保存先が Flash Rom となり、
CMOS用バッテリーが不要になっている。
実技 BIOSの設定と初期化
日付、ブート順序、パスワード設定など。
設定情報初期化。
・バッテリー電池を抜く
・ジャンパスイッチで初期化
実技 仮想メモリとハイバネーション
仮想メモリの設定、ハイバネーションファイルの設定。
講義 ディスク管理
パーティション、基本領域、拡張領域、論理領域。
ファイルシステムの種類。
実技 OSインストール
既存パーティションの削除、新規パーティションの作成、
フォーマット、OSインストール。
slmgrコマンドでライセンスの確認。
※パーティションを区切りまくったら面白いことが起こったので紹介。
C,D,E,...と論理ドライブを増やしまくる。
Zドライブまで作成し、さらに増やしたらどうなるか?
・Windows XP の場合 > 終了。これ以上の割り当て不可。(ドライブの作成には成功するが、ドライブ文字が割り当てられず、実質使えない)
・Windows 7 の場合 > Aドライブになる。さらに作ると次はB。
その次は無理で Windows XP と同じ状態に。
・Linux の場合(種類によって違うかも)> AAドライブになる。
さらに上記の状態で(Windowsの場合) USBメモリを挿したらどうなるか?
同じくドライブ文字の割り当てができないので使えない。
しかも!タスクバーから「デバイスの取り出し」をやろうとしても、
その表示部分がおかしくなって「デバイスの取り出し」が実行できないという
まさかの珍事態に(^^;;
講義 起動シーケンス
OSの起動シーケンス。
POST、ドライブのサーチ、MBR、ブートセクタ、ブートレコード、アクティブパーティションなど。
各OSごとの起動シーケンスの違いなど。
実技 BootmgrとBCD
BootmgrファイルとBCDファイルの確認。
実技 アプリケーションの関連付けとコマンドプロンプト操作
タイトルのまんまです。
実技 ディスククォータ
ディスククォータを設定し、特定ユーザの利用可能なリソースを制限する。
実技 拡張起動オプション
トラブルシューティングモードで Windows を起動。
セーフモードで Windows を起動。
※なんと、Windows 7 Enterprise 評価版のバグで
セーフモードが起動しないという問題が発生(^^;;
実技 コンピュータの修復
Bootmgrファイルをリネームして再起動。
Windows が起動できなくなるので
「コンピュータの修復」モードで起動して修復する。
実技 OS各種ツール
msconfig、sigverif、msinfo32、sfcなど。
実技 システムの復元
復元ポイントの作成。
適当にシステムをいじる。
システムの復元で元に戻す。
実技 Ubuntu起動
CDブートで Ubuntu 起動。
CDブートで Ultimate Boot CD 起動。
日報
日報の作成と提出。
そして飲み会へ。
個人メモ
Windows のスリープ機能は BIOS で利用有無を設定できる場合がある。
Windows の休止機能で使われるファイルは C:\hiberfil.sys (デフォルトでは表示されない)
メモリとほぼ同じサイズの容量を確保されるので、休止機能を使わないならハイバネーションファイル設定で消してしまう。
感想
BIOSにパスワードをかけておけばセキュリティはバッチリだと
信じていたので、BIOS初期化にはまいった(^^;;
Linux系OSのCDブートも、存在は知っていたけど実際にやってみると
非常に便利だと感じた。
また、OS機能も何気に知らなかったけど実は意外と便利なものもあるので
もっと活用できるようにならんとなぁと思った。
更新履歴
2014/03/18 本ページ新規作成
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